いつも気を張って頑張りすぎてしまう…疲れた。
常に頭がパンパンでもう無理…休みたい。
常に周りに敏感で頑張りすぎてしまう。そして休めない。辛いですよね。
人一倍感受性が強いHSP気質の人々。
人の気持ちによく共感できたり、周りに気を配れたりと長所もあります。
ですが、周囲に気を遣いすぎる、敏感でありすぎるがゆえに頑張りすぎて疲れてしまうことが多いのも事実です。
今回は、
といった方に向けて、『【休もう】頑張りすぎてしまうHSPさん!疲れのサインとおすすめの休み方5つ』というテーマで記事を書きました。
周囲に敏感な気質に気づいてはいても、簡単に直すことはできません。
無意識のうちに疲れて、気づけばエネルギー切れなんてこともしばしば。
僕もまさにそういうタイプです。
疲れのサインに気づいて、しっかり休息をとりたいものです。
今回は、HSPさんが疲れてしまう原因や疲れたときのサイン、効果的な休み方を中心に解説します。
休息がよくとれれば、HSPさんは長所を存分に発揮できる貴重な存在にもなります。
ぜひ記事をきっかけに休むコツをつかんでくださいね。
記事のポイントは次の通りです。
それではそれぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
HSPさんが疲れてしまう原因4つ
HSPさんは感受性が高く、様々な情報を無意識のうちにキャッチしています。
情報が多い分疲れも溜まりやすくなります。
ここではHSPさんが疲れてしまう原因を4つ紹介します。
いつもと違う環境
HSPさんは『いつもと違う環境』で疲れやすい傾向にあります。
いつも全く違う環境では誰だって緊張や不安を抱えます。
でもHSPさんは日常の些細な変化でも同じような疲れを感じてしまいます。
挙げればきりがありませんが、とにかくいつもとちょっと環境が変わるだけで、敏感に感じ取ってしまうのです。
僕も未だに小一時間人と話すだけで、段々気分が落ち込んでくるのがわかります。
内向型の人とも似た特徴がありますね。
天気や周りの人の感情、いつもと違う行動、あらゆる変化で無意識に神経が緊張して疲れてしまいます。
自分自身に課す高度な要求
HSPさんは自分自身に高度な要求を課してしまう傾向にあります。
何事もハードルを上げすぎて頑張りすぎてしまうのです。
これも「周囲に敏感」な気質の表れです。
意識してなくても、無意識でこういった考えが働いてつい無理をしがちです。
ある意味「人の目」に敏感になっているとも言えますね。
めっちゃわかる~!結局は見られ方を気にして「しなければ」が増えるんですよね。
結果、完璧主義的な思考が強くなり、無意識のうちに高い成果を求めたり、周囲に気を配りすぎてしまうのです。
感情をうまくコントロールできない
本当は頭の中で色んな感情が湧き上がっているのに、うまく表現したり処理したりが苦手です。
HSPさんは感受性が強い分、物事に対して抱く感情も人一倍強いのです。
でも、「周囲に気を遣う」「感情的になるのは悪い」と、感情に蓋をしがちです。
結局溜まった感情を放出する場を失って、ストレスとしてどんどん蓄積されます。
HSPさんが「いい人」と言われるのもここに要因があるのかなって思います。
また、想像力豊かなHSPさんは先読みをし過ぎます。
そして、先読みにおいてもネガティブな感情を抱いてしまいがちです。
まだ起こっていないことに対しても感情を使いすぎてしまうのです。
多くの情報を受け取りすぎる
HSPは『High Sensitive Person(非常に感受性が強い気質をもった人)』の略称です。
その名の通り周囲に敏感で、多くの情報を受け取りすぎてしまいます。
「感受性が豊か」「共感力が高い」といい面でもあるんですけどね。
とにかく処理しきれない情報が次々と入ってきて、頭の中がいっぱいになってしまいます。
「気にしないように」って思っても、いつの間にか気になってます。
そして気になってしまった自分に自己嫌悪…。
常に情報過多の状態にあることも、HSPさんを疲れさせる原因の一つとなります。
HSPさんが疲れたときのサイン
HSPさんは人一倍敏感で疲れやすい傾向にあります。
では疲れてくるとどのようなサインが出てくるのでしょうか?
サインに早目に気づくことで、重くなる前に対処がしやすいです。
HSPさんが疲れてくると次のようなサインが現れます。
HSPさんが疲れてくると、特に過敏さが増し、それによって頭の中の思考も乱れてきます。
しかもネガティブな情報に過敏になり、頭の中も悪い考えでいっぱいになってしまいます。
どんな情報もネガティブに結び付けてしまいます。
といった具合にどんな情報も悪い方向に変換されます。
僕のその日の疲れによって顕著に感じ方が違うのがわかります。ずっとビクビクして過ごしてる感じです。
不安や恐怖でいっぱいになると、行動にも影響し、やるべきことができなくなります。
そして行動のできなさが、さらなる不安と恐怖を生み出していくのです。
じゅ…重症化する前に早く対処すればよかった…
次の章では疲れたサインが出たHSPさんにおすすめの休み方を解説します。
心が疲れてきたときのサインについてもっと詳しく知りたい方はこちがの記事もどうそ。
頑張りすぎるHSPさんにおすすめの休み方5つ
頑張りすぎるHSPさんには休養が欠かせません。
ここではHSPさんにおすすめの休み方を解説します。
ぜひ、効果的に休みをとって疲れすぎを防ぎましょう。
休まる環境に身を置く
HSPさんは「周囲に人がいる」だけでも多くの情報を受け取ってしまいます。
周りが気になって仕方ないHSPさんにまずおすすめするのは、休まる環境に身を置くということです。
ずばり、HSPさんにとって大切にすべきは、
一人の時間・環境
です。
例えば、
完全に一人の時間をとれると理想的ですが、なかなかそうもいかないと思います。
大事なのは『入ってくる情報や刺激をなるべく減らすこと』です。
普段意識しないと色んな情報をキャッチし続け、その分エネルギーをつかっています。
完全に一人は無理でも、例えばイヤホンで好きな音楽に浸りながら目をつぶるだけでもリラックスできますよ。
一人の時間を確保、もしくは情報の遮断を意識的に取り入れてみましょう。
他人の目や常識に振り回されない
HSPのみなさんは、他人の目や常識といったことが気になります。
なんてことはありませんか?
周りの評価に敏感になるため、「評価を落とさないためにこうあるべき」という気持ちが強く、場面も増えていきます。
僕も昔は「こうあるべき」に散々苦しめられました。
嫌われるのが怖いという気持ちは痛いほどわかります。
でも、あっという間に変化する『周りの評価』と『自分の人生』ってどちらが大切でしょうか?
嫌われないように周りに合わせて、毎日ヘトヘトで終わる人生で満足でしょうか?
あわせて、「こうあるべき」という『常識』に囚われていませんか?
『常識』ってあってないようなものです。
時代や場所が変われば一瞬で変わるものです。
存在しない『常識』に無理に合わせようとすると疲れてしまいます。
気にするべきは『他人の目』や『常識』ではなく、『自分の心』がどうあるかです。
簡単に直らないのは重々承知です。
それでも『他人の目』や『常識』と、『自分の心』『自分の人生』のどちらが大切か、常に天秤にかけることを忘れないでくださいね。
内面と向き合う
周りに影響されやすいHSPさんは、つい自分の心を見失いがちです。
だからこそ、常に『自分がどう感じているか』内面と向き合うことをおすすめします。
今自分がどう感じているか
に集中することで、行動の基準が周囲から自分の心に移ります。
自分の心に蓋をしやすいHSPさんも、常に自分の内面に目を向ける習慣をつけましょう。
徐々に自分が本当に感じているのかが見えてきます。
『楽しい、好き、快適』に感じることを積極的に選び、『不安定、苦手、苦痛』なことには対処をするという行動がとれます。
行動の基準を周囲から『自分の心』にシフトしていけますよ。
また、自分の気持ちを定期的にアウトプットすることもおすすめです。
本当の気持ちを外側に出すだけでも、心が整理されて余裕をつくることができます。
僕もブログやTwitterで想いを発信し始めてから、気持ちがだいぶ安定したのを感じます。
今では大事なリラックスタイムです。
疲れ切る前に、自分がどう感じているのか常に目を向けて行動を変えましょう。
そして定期的に本当の気持ちをアウトプットして、気持ちと頭をスッキリさせましょう。
人間関係を変える
HSPさんは人間関係からも大きな刺激を受けがちです。
会話をすれば相手の反応や自分が話したことの良し悪しが気になって疲れる。
直接接していなくても、機嫌や話している内容、ちょっとした振る舞いが気になってしまいます。
もはや無意識に気を張ったり、気になったりしますよね。
HSPさんの中には「嫌われないように」「誰とでも仲良くするべき」って考える人も少なくないと思います。
ですが、疲れてきたら自分を守るために人との距離を見直してみましょう。
単純なことです。
でも仕事でも学校でも苦手な人と接することは必ずあるよ…
確かに避けられない場面も多いですよね。
ただ、人との距離というのは物理的な距離だけではありません。
『心の距離』を意識するだけでも感じ方は変わります。
例えば、「仲良くしなきゃ」って思うより、「この人に嫌われてもいいや」って思いながら接した方が楽だったりします。
僕も外面はいいですが、「どうでもよ~」って心で唱えまくることもあります(笑)
距離をとるのは悪いことでもずるいことでもありません。
ある意味苦手から距離を置くのは、生物として当然だし、自分を守る大事な手段です。
苦手な人からは離れ、『一緒にいて心地いい』と感じる人との時間を増やしましょう。
ひたすら休む
ひたすら休むというのもHSPさんが休むためのポイントです。
ひたすら寝ててもいいですし、ひたすらやりたいことに没頭するのもありです。
要は、気力がない状態で何をしてもネガティブに流れていくので、『自然にやる気が出るまで』ひたすら休むことが大切です。
でも、ひたすら休むのってなんかソワソワして抵抗感があるんだよね。
わかります。僕もそういうタイプなので。つい動いちゃいますよね。
でもここで考えて欲しいのは、次のことです。
どいうことです。
自分がどんな価値観をもっているのか、なぜ抵抗感を感じてしまうのか深堀してみてください。
根本にある不安や恐怖が見つかれば、あとはそれを覚悟できるかどうかにかかっています。
そして、『心や命』を犠牲にして『やるべきこと』なんてこの世に存在しません。
自分を大事にできれば、やるべきことも頑張れます。
順序を少し変えてみましょう。
休むことへの抵抗感の原因と休み方について書いた記事もあるのでご参考に。
まとめ
今回は、
といった方に向けて、『【休もう】頑張りすぎてしまうHSPさん!疲れのサインとおすすめの休み方5つ』というテーマで解説してきました。
記事のポイントは次の通りでした。
人一倍刺激やストレスをHSPさんだからこそ、『休み方』を工夫していく必要があります。
逆に、上手に休みもとれるようになると、共感力がある、気が利くといった長所を存分に発揮することもできます。
ぜひ、記事を参考に自分なりの休み方を見つけてくださいね。
一緒に生きやすい人生を見つけていきましょう!
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