いつも人と比べて落ち込んでる自分が嫌だ…
つい人と比べて「自分はダメだ」って思ってしまうことあるよね。
本記事では、
といった方に向けて、人と比べてしまう原因や対処法についてお伝えします。
僕も昔は人と比較しては「自分には何もできない」って落ち込んでました。
人と比べていい方向にいかせる場合もありますが、大概は落ち込んでしまうのではないでしょうか。
それもそのはず、つい人と比べてしまう人は自分に自信がないといったネガティブな側面があるのです。
ただ、自分では気付きにくく、なぜ人と比べてしまうのかわからない場合が多いでしょう。
でも決してみなさんが弱いとか、甘えてるとかではないですからね。
記事を参考に、つい人と比べてしまう原因を自分なりに模索してみましょう。
そして、人と比べるのをやめられたときには、あなたらしい人生が広がっているはずです。
僕もだいぶ自分らしく生きられるようになりました!
記事のポイントは次の通りです。
それでは詳しく解説していきますね。
人と比べてしまう原因を探ろう
どうしてつい人と比べてしまうのでしょうか。
比べてもいいことないのに…って薄々気づいてるんだけどね。
理解とは裏腹に、ふとした瞬間に劣等感を感じて辛くなることありますよね。
ここでは人と比べてしまう人の心理や原因について解説します。
無意識よりも、人と比べてしまう原因を理解するだけでも心に余裕ができるものです。
ぜひ当てはまるものがないか、チェックしてみてくださいね。
人と比べてしまう原因は次の5つです。
そもそもの脳の機能
人間は「社会的動物」といわれるように、他者との関係性のなかで生きています。
自分の行動が集団のなかで逸脱していないか、一致しているかといったことは、人間にとって本能的に気になることなのです。
そのため「社会的比較」という機能をつかって、自分の確実性や能力を客観的に知っています。
「人と一緒」ってなんか安心するんですよね。
自分の立ち位置を捉えたり、モチベーションにつながるといった点ではプラスの面もある社会的比較。
ですが、後述する性格や気質と相まって、ネガティブに働くこともあるのです。
自己肯定感が低い
「自己肯定感」という言葉は、最近よく耳にするようになりました。
「自己肯定感上げたい」「自己肯定感低いからなぁ」などと言ったことがある人も多いでしょう。
でも自己肯定感が高いってなんでもポジティブで自信満々って感じでしょ?無理だよ…
僕が考える自己肯定感はちょっと違います。
自己肯定感とは、
どんな自分でも認められる感覚
のことです。
つまり、思い通りにいかないことやダメな自分も「それでいいよね」と受け入れられるのが、「自己肯定感が高い」といえるのです。
「ガンガンポジティブ=自己肯定感が高い」ではありません。
いずれ、自分のことが認められなくて、自信がない人はつい他者と比較して自分が劣っていないかどうか決めているのです。
そして、「自分を受け入れる感覚」である自己肯定感が低い人は、自信より優れた他者を見ては「やっぱり自分はダメだ」劣等感を感じてしまいます。
プライドが高い
「他者に負けたくない」という気持ちが人と比べる原因になることもあります。
自分を成長させるためのエネルギーになることもありますが、あらゆる面で人より優れていたいという執着心につながることも。
負けず嫌いもいきすぎると自分を苦しめる結果になりがちです。
また、プライドの高さの裏側には「自己肯定感の低さ」が隠れている場合もあるでしょう。
「他者より劣っている自分」を認められず、つい人と比べて見栄をはったり、劣っていることに深く傷ついたりするのです。
周囲の人に比較される
幼い頃に兄弟姉妹と比べられた経験がある人もいるでしょう。
自分が比べているつもりがなくても、親や周囲の大人が比較することで、次第に周りが気になりはじめます。
「比べられて評価される」という感覚が根付き、大人になってからも人との比較がやめられなくなるのです。
SNSの見過ぎ
みなさんは普段SNSを使っているでしょうか。
SNSでは本来出会わないような人や有名人の生活や経験を簡単に見れます。
流して見ているつもりでも、つい「いいなぁ」とか「自分には無理だなぁ」と思う人も少なくないでしょう。
考えてないつもりでも、何かしらの感情や比較は生まれているんですよね。
SNSが発達したからこそ、比べる対象が増え、さらに劣等感を刺激されて落ち込むという現象が起きているのです。
人と比べるとどうなる?
人と比べることは本能のレベルで行なってしまうもの。
ある意味当然の行為でもありますが、人と比べることは人間にどのような影響があるのでしょうか。
ここでは、人と比べることが心理面に及ぼす影響について解説します。
いい面と悪い面について解説しますね。
人と比べることの良い面
「人と比べると落ち込む」というイメージをもつ人もいるでしょう。
でも、人と比べることをいい方向に活かすこともできます。
人とくらべることには、心理面に次のような好影響をもたらします。
人と比べることで、「他の人と一緒」「自分の方が優れている」という安心感を得られる場合もあるでしょう。
社会的比較で人と変わらないことに安心感を覚えるんですよね。
また、他人より劣っている事実で、やる気が出る人もいます。
「負けず嫌い」がいい方向にはたらいて、自分の成長につなげられるのです。
さらに、人と比較するこで自分の像がよりはっきり見えてきます。
人との違いを発見しながら、自分への理解を深めていけるのです。
自分を知ることは生きやすさに繋がりますからね。
苦しくなることも多い
人と比べると「自分はダメだ」と苦しくなる人も多いのではないでしょうか?
なぜか優れた人を見ては自分をおとしめるんですよね。ドMです。
人と比べる悪い面として、
といったことがあります。
「自分はあの人より劣っている」と感じて、「何をしてもダメだ」と落ち込んだり、偏った思考になりがちです。
そして、今の自分をどんどん認められなくなり、さらに人の評価を気にするようになります。
恐ろしい悪循環…!
さらに優れた人に嫉妬をしたり、逆に劣っている人に優越感を出したりして、人間関係にも悪影響が出ます。
人と比べると、つい優れている人と同じくなろうとして、本心や自分の適性とは真逆の行動をしてしまう弊害もあります。
他者に合わせているうちに、自分の本心を見失ってしまうこともあるでしょう。
結局自分が本当に何をしたいのかわからなくなってしまうんですよね。
さらに優れた人に嫉妬をしたり、逆に劣っている人に優越感を出したりして、人間関係にも悪影響が出ます。
人と比べると、つい優れている人と同じくなろうとして、本心や自分の適性とは真逆の行動をしてしまう弊害もあります。
他者に合わせているうちに、自分の本心を見失ってしまうこともあるでしょう。
結局自分が本当に何をしたいのかわからなくなってしまうんですよね。
人と比べることをやめた結果
人と比べることにはメリットがありました。
ただ、どうしてもデメリットが目立ってしまう人も多いでしょう。
ここでは人と比べることをやめたら、どのように変わるのか解説します。
いい変化について解説しますね。
人と比べることをやめると、次のような変化を感じられるでしょう。
本心に素直になれる
行動の動機は本来「本心」にあることが自然です。
本心に逆らった行動はどこか窮屈さがあり、ストレスを溜め込んでしまいます。
ストレスって基本的に「思い通りにいかない」ときに生まれるんですよね。
人と比較しなくなると、相手の機嫌や評価を気にして行動することが少なくなり、心に素直に生きられるようになります。
感情や欲求に蓋をすることが少なくなり、ストレスも感じづらくなるでしょう。
ありのままの自分を認められる
人と比べることには「他人に流される」「自己肯定感が下がる」と言ったデメリットがあります。
本心を見失って疲れ果て、劣等感を感じて自分の評価を下げてしまうものです。
辛いですね。
ただ、人と比べることをやめると本心の通りに行動できることが増え、人生に「自分軸」ができます。
優れているか劣っているかではなく、「自分らしく過ごせているか」が指針になると生きやすくなるでしょう。
どんな状態でも「自分で選んだ」という事実は自信になり、結果にとらわれず自己を肯定できるのです。
我が生涯に一編の悔いなし!って思えたら最高ですね。
人間関係を改善できる
人と比べると劣等感や妬み、優越感などさまざまな感情が生まれます。
生まれた感情は相手を歪んで見せ、人間関係に悪影響をもたらすこともあるでしょう。
妬んで嫌がらせをする人もいますからね。
人と比べることをやめると、妬みによる嫌な感情や、優越感による見下しがなくなります。
「自分は自分、相手は相手」と思えるようになるため、相手のことも受け入れやすくなるのです。
結果的に干渉しすぎることもなくなり、人間関係も改善されるでしょう。
人と比べることをやめる方法5つ
人と比べないといいことがあるのはわかったけど、どうしてもやめられないのよー!
これまでの色んな経験が根付いてるからね。簡単ではないけど、少しやめるだけでもだいぶ気持ちに余裕ができるよ。
ここでは人と比べることをやめるための方法について解説します。
「明日から全く比べなくなる」ことは難しいですが、日々意識して実践することで、徐々に比較をやめることができるでしょう。
人と比べることをやめる方法は次の5つです。
人と比べる自分も認める
人と比べて落ち込んだときに、つい「また人と比べてしまった。何やってるんだろ自分。」と自責してしまうことはありませんか?
前述したように、人と比べることには人間の本能的な背景や、自己肯定感の低さが背景にあります。
ここでさらに「人と比べた自分」を責めてしまうと、自己肯定感はどんどん下がっていくでしょう。
どんな自分でも認めてあげることが「自己肯定感」でしたね。
もし人と比べて落ち込むような場面でも、「人と比べて落ち込んでるんだね。今はそんな自分でもいいよね。」と自分自身を認める声をかけてあげましょう。
「こんな自分ではダメだ」と思ったときこそ、「でも今は仕方ないよね」「今はこんな自分でもいいじゃん」と受け入れてあげてくださいね。
何かをコツコツと継続する
何かをコツコツと積み上げて、継続することで「続けている自分」に自信をもてるようになります。
僕の場合は筋トレ、ブログ、X、居場所活動、ゲームなんかがあります。
筋トレとかブログとかはいいけど、ゲームって…なんか微妙じゃない?
何かを継続するときに「将来の役に立つことえらばなきゃ」「ためになることじゃないと意味ないよな」と考えがちです。
でも、ここで重要なのは損得や成長などは意識せず、きなこと」「やりたいこと」に挑戦することです。
好きなことは頑張っているという感じがなく、継続しやすいでしょう。
楽しんでやれることは心も充実させてくれます。
継続していくうちに、おのずと知識やスキルも身につくでしょう。
派生的に新たな挑戦もうまれるかもしれません。
1日5分でもいいのです。
毎日じゃなくても大丈夫。
自分の内面から生まれる興味でチャレンジしてみましょう。
目の前のことに集中する
ほかの人と比べても自分の能力が上がったり下がったりするわけではありません。
自分がやるべきことは決まっているはずです。
目の前のことに自分の能力を出し切ることだけを考えることで、ほかの人と比べることが少なくなります。
人にどう評価されようと、結局自分の能力ややるべきことって決まってるんですよね。
やるべきことの順序や成果、効率など目の前のことだけを考えることで、自ずと成果もついてくるでしょう。
自分の役割に対して全力を尽くせれば、結果や人の評価を気にすることはないのです。
自分らしい時間をつくる
ほかの人と比べているときは「悪い評価を受けていないか」「ほかの人と合わせないと」といった感情が先立ち、自分の本心とは違う行動をとってしまいがちです。
自分の心に蓋を時間が増えると、それだけストレスが溜まってしまいます。
そのため、日常のなかで「自分の本心で行動する時間」を確保することは、心を休める意味で大切です。
僕も好きなことをしたり、1人で落ち着いたりする時間をとるようにしています。
たとえば、
いずれ、本心に反しない行動をとることで、溜め込んだ心の蓋を外してあげましょう。
本心に従って行動することが、「自分らしさ」を見つけることにもつながります。
ぜひ、自分が心地いいと想える行動を積極的に選んでいきましょう。
疲れていたらしっかり休む
自分がどう考えようとしても、脳や身体が疲れていると、ネガティブな思考になりがちです。
脳が疲労していると、現実世界の見え方がより悲観的になってしまいます。
疲労やストレスが溜まっている状態では、上述した方法も効果が薄くなるでしょう。
やっぱり体調の良さがすべての土台になります。僕も体調が悪いときは考え方がネガティブになる自覚があります。
心身の休ませ方は人それぞれですが、生活リズムが崩れていたり、睡眠不足で疲れていたりすると、つい人と比べてネガティブな結果になりがちです。
土台をつくるために、自分なりの休み方を身につけていきましょう。
人と比べないことについて、僕が共感できた書籍を1冊だけ紹介しておきますね。
人と比べるのをやめて自分らしい人生を
本記事では、
といった方に向けて人と比べることをやめた先のメリットについて解説しました。
記事のポイントは次の通りです。
人と比べてしまう背景には、本能的なものや育ってきた周囲の環境などがあります。
まずは、自分がつい人と比べてネガティブな方向にいっていないか、原因はどこにありそうか記事を参考に考えてみましょう。
自覚できるだけでも心の余裕は変わります。
人と比べることは、今日すぐにやめることは難しいでしょう。
ただ、人と比べることのデメリットを知り、日々さまざまな場面でやめる方法を実践することで、少しずつ「自分らしさ」を見つけることができるはずです。
ぜひ、記事を参考に、人に振り回されず、自分の本心に素直な人生を送ってくださいね。
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