仕事も家事も頑張りすぎたかな…もう何もしたくないんですけど
頑張ったっていいことないよな…もう嫌だな
頑張りすぎて疲れて、何もかも嫌になるときがありますよね。
今回は、
といった方に向けて、『【無気力】頑張りすぎて無気力に…無気力になる原因と対処法6選』というテーマでお届けします。
頑張っても頑張っても報われない。
心も体も限界を超えて、ある日プツンと何かが切れる。
気力が湧かなくなって、仕事も家事も何も手につかない。
僕もうつを発症したときそんな感じでした。ある日突然でした。
しかも『頑張りすぎ』って意外と無意識なことが多いと思います。
どこからが頑張りすぎなのかもわかりづらいですよね。
今回は頑張りすぎが無気力に繋がる原因や、対処法をお届けします。
「頑張りすぎて疲れた…」という方はぜひ記事を参考に、対処法を考えてもらえればと思います。
記事のポイントは次の通りです。
ではでは、それぞれのポイントについて詳しく解説しますね。
頑張りすぎが無気力に繋がる原因
頑張りすぎが無気力に繋がる原因として“考え方の癖”と“疲れやストレスのたまり過ぎ”があります。
偏った考え方が頑張りすぎを加速させ、疲れやストレスを我慢し続けてやがては無気力に…。
思考とか我慢ってまさに無意識なことが多いので、結構危険です。
考え方の癖
頑張りすぎて無気力になってしまう人には次のような考え方の癖があります。
基本的に自分が「したい」と思うことよりも「~すべき」といった常識や周囲の目を気にして行動することが多いと頑張りすぎてしまいます。
また、「できない自分はだめ」「失敗するかも」と常に不安が、「もっと頑張らなきゃ」と頑張りすぎを加速させます。
僕も無意識でしたが、失敗がめちゃくちゃ怖くて仕事の準備をこれでもかっていうくらいしてました。
生まれつきの性格や育ってきた環境で「自信がもてない」「周囲を気にしすぎる」といった思考をもつ人は、必要以上に頑張りすぎる傾向にあります。
考え方の癖が頑張りすぎて無気力になってしまう原因の一つです。
疲れやストレスのたまり過ぎ
ついつい疲れやストレスを我慢して頑張ることはありませんか?
「まだ大丈夫!」「これくらいで休めない」ってつい無理しちゃいますよね。
中には「もはや休み方がわからない」なんて人もいると思います。
疲れやストレスを我慢しすぎることも無気力の原因になります。
もちろん我慢せざるを得ない状況はあると思います。
ですが、先ほど紹介した「~すべき」「もっと頑張らないと」といった思考が心のサインに蓋をしていることもあります。
「まだ大丈夫!」って言ってる時点で大丈夫じゃなかったりするんですよね。
うまく休めずに頑張り続けることで、いつの間にか疲れやストレスが限界に達して、無気力になってしまうことがあるのです。
頑張りすぎが燃え尽き症候群や学習性無力感にも
頑張りすぎが“燃え尽き症候群”や“学習性無力感”といったメンタルへの悪影響に繋がってしまうこともあります。
燃え尽き症候群とは精神的な消耗や、頑張って取り組んだ仕事に成果が伴わないなど、長期間強いストレスにさらされたときに発症するものです。
「燃え尽き症候群(もえつきしょうこうぐん)」とは、責任感を持って仕事に取り組んでいた人が、急激に意欲や熱意を失くしてしまった状態をさします。
別名として「バーンアウト」とも呼ばれ、1970年代にアメリカの精神科医であるハーバート・フロイデンバーガー氏によってその名前がつけられました。
引用元:https://www.tokyo-yokohama-tms-cl.jp/burn-out/
燃え尽き症候群になると、次のような症状が現れます。
燃え尽き症候群は“うつ病”や“パニック障害”などの精神疾患にも繋がる可能性があります。
はい、頑張りすぎてうつ病になったのが僕です。
また、“学習性無力感”というのも頑張りすぎる人に起こりやすい症状です。
「一生懸命頑張ったのに結果が伴わない」「自分ではどうにもできない苦痛な体験を何度もする」といった場合に起こる症状です。
つまり、「どうせ自分が何をやっても無駄」ということを学習し、無力感に襲われてしまうのです。
学習性無力感=自分の頑張り+良くない結果
が繰り返された場合に起こるのです。
何度も仕事を辞めて「もう自分にできることなんて何もない」と追い込まれたときもありました。
頑張りすぎて無気力になる前に対処する方法6選
では頑張りすぎて無気力になる前にどのように対処すればいいのでしょうか?
ここでは6つの対処法をご紹介します。
ぜひ頑張りすぎて辛いときの参考になればと思います!
行動の軸を変える
行動のもとになる軸には“自分軸”と“他人軸”が存在します。
“自分軸”で行動している場合は、周囲よりも自分の意志によって動いています。
一方“他人軸”では自分の意志よりも周囲に合わせて行動を決めています。
見極めって結構難しいんですけどね。
ただ、一つ指標になるものがあります。
「やりたい」と思うことをしているか?
ということです。
「やりたい」を基準に行動しているときは、自分軸をもっていると言えます。
行動するときに自分の心をよく観察する必要があります。
逆に、「~しなきゃ」「~するべき」と思って行動している場合は注意が必要です。
周りの人の反応を窺う、“常識、普通”に固執する、「やりたくない」けど我慢して行動する。
“他人軸”で行動していると、本心に蓋をして我慢し続けることになってしまいます。
その我慢の連続が“頑張りすぎ”になってしまうのです。
頑張りたくて頑張るっていうより、頑張りたくないけど頑張らなきゃって感じですね。
自分がどちらの軸に沿って行動をしがちなのか、心の状態をチェックしてみてください。
“自分軸”で行動できることが増えると、我慢や頑張りすぎが減っていきます。
1つのことに集中しすぎない
1つのことに集中しすぎるのも頑張りすぎ、無気力に繋がります。
僕もうつになったときは趣味もなく、仕事一筋って感じでした。
1つのことに集中しすぎないための2つのポイントをご紹介します。
時間を分散してつかう
1日の中で時間を何に使っているのか見直しましょう。
“頑張らなければいけない時間”“我慢する時間”は確かに1日の中にはあるでしょう。
ですが、頑張る時間が長くなっていませんか?
睡眠と食事以外は仕事、休日も仕事という日々が続いてました…
といった頑張る以外の時間はどれくらいあるでしょうか?
仕事の目標に向かうことも大切ですが、自分を休める時間も創るように意識してみてくださいね。
また、仕事や勉強、家事などを頑張るときの時間の使い方も工夫しましょう。
おすすめなのは『短い時間で区切って必ず休息を入れる』という方法です。
ブログを書くときも取り入れている方法です。
タスクに取り掛かる前に15分、30分など短い時間でタイマーをかけます。
そして、タイマーが鳴ったら区切りが悪くても手を止めて数分休憩します。
時間で強制的に休息をとるので、頑張りすぎになりづらい手軽でおすすめの方法です。
ストレス対処法を増やす
ストレスが溜まったときの対処法をどれくらいもっているでしょうか?
ストレスへの対処法は人それぞれで構いません。
ただ、レパートリーを増やしていくことが大切です。
レパートリーが増えれば、色んな場面ですぐにストレス対処法を実践できるようになります。
僕も筋トレや野球などの運動、職場でも必ず昼寝をするなど対処法を増やし中です。
時間の使い方やストレス対処法の引き出しを増やすことで、1つのことを頑張りすぎて無気力になることを防ぐことができます。
オーバーワークに注意する
頑張りすぎて無気力になる人は、オーバーワークが続いていることが多いです。
つい頑張っちゃう気持ちもわかるんですけどね。
オーバーワークが続くと先ほど紹介した“燃え尽き症候群”やうつ病などに繋がる可能性が高くなります。
オーバーワークにならないための3つのポイントを解説します。
本心に素直に行動する
オーバーワークを防ぐために一番大切にして欲しいことは、
自分の心の状態を常にチェックする
ということです。
本当は「辛い」「疲れた、休みたい」って思っているのに頑張り続けていませんか?
「会いたくない」という人とも無理に付き合っていませんか?
本心を無視して頑張り続けることは大きなストレスを生む原因となります。
頑張りすぎる人はタスクに集中しすぎたり、予定をぎっちり詰め込んでしまう傾向にあります。
心の「やりたい」「やりたくない」という声にもう少し敏感になって、可能な範囲で行動を変えてあげると頑張りすぎを防ぐことができます。
僕も「やりたくないな」って思ったときはなるべく手を抜いたり、断ったりするようにしています。
生活習慣を見直す
生活習慣を見直すこともオーバーワークを防ぐために大切です。
といった基本的な生活習慣を大切にすることで、脳内物質などに変化が起こり、ストレスを軽減することができます。
また、規則正しい生活を大切にするために、残業を極力減らす工夫などにも繋がります。
オーバーワークになりがちの人は、ぜひ“自分を大切にする時間”を意識してみてください。
目的を再確認する
頑張りすぎて無気力になる人の中には、いわゆる“完璧主義”の人も少なくありません。
はい、僕も完全にそうでした。必要以上に頑張ってしまうんです…
完璧主義の人は質の高い成果を出しやすい一方、『優先順位をつけることが苦手』『本質じゃない部分にも全力で取り組んでしまう』という特徴があります。
目的を見失って、目の前にあるもの全てに全力を注いで頑張りすぎてしまうのです。
そんなときは『目的を再確認』しましょう。
といったことを一度整理することによって、仕事にメリハリをつけられるようになります。
がむしゃらな頑張りは続きません。
限られたエネルギーをどこに使うべきか、使わないべきか意識してみましょう。
目的が常に明確なのは、モチベーションの維持にも繋がりますよ。
休養を習慣づける
頑張りすぎる人は休むことに抵抗感をもつ傾向にあります。
でもやはり、人は誰しも休みなしで頑張り続けることはできません。
わかってても休めないんですよね…だからこそ休む習慣を。
といった“休む習慣”を1日、1週間、1ヶ月単位で意識して取り入れていきましょう。
僕は睡眠時間や仕事中の昼寝を死守、仕事終わりから保育園迎まで15分ほどゆっくり過ごしてます。
ぜひ自分なりの“休む習慣”を取り入れて、頑張りすぎによる無気力を予防してくださいね。
勇気を出して人に頼る
頑張りすぎる人にとって、人に頼ることは勇気のいることです。
人に頼めない感覚、めっちゃわかります。
でも考えてみてください。
頑張りすぎていずれ無気力になってしまう自分がいいのか。
それとも、他の人にも助けてもらって継続して活躍できるのがいいのか。
人に頼るのが怖い、勇気のいることなのはわかります。
でも、抱え込み過ぎで人生に深刻な影響が出ることもありますよ。
同僚、友人、家族…限界が来る前に思い切って頼む努力をしてみてください。
案外頼まれるのが嬉しい人もいるはず。
もしかしたら迷惑がる人もいるかもしれませんが、それでも大事なのはあなたが無理をしすぎないことです。
専門家に相談する
色んな対処法を試したけど、頑張りすぎがやめられないしもう疲れた…
頑張りすぎは無意識です。
さらに無気力になるまでいくと、自分だけで対処するのは難しい場合もあります。
医療機関も含め、カウンセラーなどの専門家に相談するのも一つの手です。
僕も我慢して病院に行ってなかったら今頃どうなっていたことか…
心療内科やカウンセリングって初めての人は抵抗があると思います。
ただ、だからといって我慢し続けていたら取返しのつかないほど悪化することもあります。
もし実際に専門機関に足を運ぶことに抵抗があるなら、今はネットで相談できるサービスもあります。
誰にも見られず自宅で相談できる方が楽という人もいると思います。
専門家に相談することで、今まで気づかなかった思考の癖や頑張りすぎる原因を知ることができるかもしれません。
それに、我慢してきたものを吐き出すだけでも、ストレス発散には効果大ですよ。
まとめ
今回は、
という悩みをもつ方に向けて、『【無気力】頑張りすぎて無気力に…無気力になる原因と対処法6選』というテーマでお伝えしてきました。
記事のポイントは次の通りでした。
何度も言いますが、頑張りすぎは無意識です。
頑張りすぎて無気力になってしまう前に、意識して対処することが大切です。
僕もまだまだ頑張りすぎてしまう傾向があります。
共に頑張りすぎない人生を目指しましょう!
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