何のために毎日働いてるのかわからないよ…
もっと仕事を効率的にして自分の時間も大事にしたい。
仕事の目的がわからない、効率が上がらない…やる気が出ませんよね。
仕事の目的がわからない、効率が悪いと時間と労力、そして心もどんどんすり減っていきます。
できるなら目的に向かってモチベーションを上げたいし、効率をよくして仕事にかける時間と労力を減らしたいですよね。
今回は、
といった方に向けて、仕事の正しいゴール設定の仕方を解説します。
ゴール設定をする、しないでは仕事に対する姿勢が大きく変わるもの。
毎日のようにある仕事、できれば充実した時間にしたいですよね。
正しいゴール設定をして、仕事もプライベートも充実させましょう!
記事のポイントは次の通りです。
それではそれぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
仕事にゴール設定が必要な理由
仕事にゴール設定が必要な理由は次の3つです。
仕事を効率化できる
仕事において”効率化”は様々なメリットがあります。
決まった時間内により高い成果を上げるためには、効率化は必要不可欠です。
そして効率化を進めるためにはゴール設定が大切。
ゴールが見えれば効率的な方法を考えることができますよね。
仕事の効率化がうまくいけば、かかる労力や時間も減らすことができます。
すると、仕事以外の”自分時間”も増え、生活の自由度が上がるのです。
仕事だけではない”自分の人生”を楽しむための心身の余裕が生まれるでしょう。
仕事へのモチベーションを上げられる
ゴールが見えないものってモチベーションを保ちづらいものです。
目的もわからずこなす仕事は、”やらされてる感”が満載。
モチベーションがわかないと仕事の質も効率も落ちてしまいます。
ゴールが見えないマラソンほど辛いものはないですね。
ゴール設定をしてタスクを明確にすると、仕事に目的意識が生まれます。
目的がはっきりしていると主体的に考え、行動することができるでしょう。
タスクをこなした、目的を達成した達成感は次の仕事へのモチベーションも高めます。
仕事のミスやロスを減らせる
仕事において途中経過を観察することは、目的を達成するために重要です。
”期日”というゴール設定をすると、進捗状況の途中経過がわかりやすくなります。
また、”質”というゴール設定をすると、ミスやロスがないか発見がしやすくなるでしょう。
ゴールがないと途中もないですからね。
ゴール設定をしてはじめて途中経過を観察することができるのです。
仕事のゴール設定がうまくできない原因5つ
ゴール設定が大事なのは何となくわかるけど、結局ぼやけていくんだよね。
忙しい仕事の中でゴール設定をきちんとするって意外と難しいです。
仕事のゴール設定がうまくできない原因として次の5つが考えられます。
先のビジョンが描けていない
先のビジョンが見えていないとゴールを描くことができません。
仕事におけるビジョンには2種類あります。
どちらも意識していないとなかなか明確にはなりません。
会社のビジョンは自分一人で考えてもわかりません。
会議や打ち合わせ、上司や同僚とのやりとりからどのような方向に進もうとしているのか考えてみましょう。
まずは1週間や1ヶ月単位でも業務の方向性が見えると期限や質のゴール設定がしやすくなります。
自分の将来のビジョンは少し長いスパンで描いてみるのがおすすめです。
3年後、5年後、10年後と年単位で「自分がどうなっていたいか」を考えてみましょう。
僕は2年前から”在宅で仕事がしたい”と目標にしていて、ようやく叶いつつあります。
明確に描けるとベストですが、漠然とでも”なりたい自分”を常に頭に入れておきましょう。
何かビジョンがあると、今の仕事で何に力を入れたらいいのか、どんな環境で仕事をするべきか考えることができます。
自分の役割を理解できていない
「言われたことを何となくこなせばいい」と思う人もいるでしょう。
ただ、それでは”仕事の中での自分の役割”を理解しづらくなります。
何を期待されて、自分には何ができるのかを考えずに漫然と取り組んでしまうためです。
はい、反省します。
大きな仕事や、責任のある仕事を任されるとは限りません。
頭を使わなくても、淡々とこなせる作業もあるでしょう。
ただ、その中でも自分の強みを知ることや「もっとよくするには?」という意識は大切です。
高い目標を立てすぎている
高い目標を立てることが必ずしも悪いとは言いません。
僕も高い目標を立てがち人間です。
ただ、注意すべきは”高い目標ほど達成しづらい”ことを自覚しているかどうか。
ゴール設定はしたものの、いつまで経っても達成できずに疲れ果てたり、自己嫌悪に陥る。
ゴールに向かうどころか、モチベーションは下がる一方です。
大切なのは”大目標のための小目標”をつくること。
大目標に合わせて毎日達成できるような小目標を立てることで達成しやすく、モチベーションも上がります。
自分で決めた目標がない
会社の目標を全体で共有して、そこに向かって頑張る。
それ自体は悪いことではありませんし、会社をよくするために必要なことです。
ただ、”会社の目標”と”個人の目標”は別で考えることが大切。
会社の目標は自分が立てた目標ではないですからね。
モチベーションを上げてくれるのは”個人の目標”です。
他人に立てられた目標は”到達しなければいけない基準”となって、ときに苦しくなることも。
会社の目標があったとしても、その中で自分がどういうゴール設定をするのかが大事なのです。
目標設定が曖昧
ゴール設定は”いつまでに””何を””どの基準まで”と具体的になっているでしょうか?
(ドキィッ!)な、な、なってま…せん。はい、なってません…
ゴール設定は”いつ””何を””どれくらい”が明確になっていないと、達成が難しくなります。
自分でも達成の基準がわかっていないからです。
逆に具体的になっていると、ゴールに向かいやすくなります。
”何年後にこれをこう”って具体的にすればいいって聞くけど、考えられねぇ。
とりあえずはもっと短期的でシンプルでもいいかもしれませんよ。
例えば、
の2つでは後者の方が具体的と言えます。
定時までの時間は決まっていて、仕事を効率的に終わらせる方法を考えやすくなります。
”いつ””何を””どれくらい”の全てが具体的にできなくても、どれか一つ明確にするだけでもゴール設定をする意味は格段に上がりますよ。
仕事のゴール設定を正しくするためにやるべきこと6つ
仕事でゴール設定する大切さはわかったけど、どうすればいいの?
ここではゴール設定に必要な要素を6つに分けて解説しますね。
仕事のゴール設定を正しくするためには次の6つのことを意識しましょう。
自分が将来「何を望むのか」明確にする
「将来どうなりたい?」と聞かれたときに、具体的に即答できる人は少ないのではないでしょうか。
僕も”心に素直に生きる””在宅ワークで稼ぐ””生きづらさに偏見のない地域をつくる”くらいのもんです。
ただ、たとえ漠然だとしても「将来何を望むのか」を頭で描いてみるのは大切です。
ぼんやりでもそれが人生のゴール設定となったり、そこに向かうための日々の目標が見えてきます。
心に従った決断を意識、副業に挑戦、ボランティアの実践といった具体的な行動に繋がっています。
漠然とでもいいので”将来の夢”みたいなものを描いて、今からどんなキャリアを積むのか、そのために今日から何を頑張るのか考えてみましょう。
現状を把握する
仕事に対する考え方、モチベーションはどうでしょうか?
仕事で使える資格やスキルはどれくらい身についていつでしょうか?
ゴール設定では自分の”現在地”を知ることが大切です。
ゴールがわかっても現在地がわからないと、何から始めるべきか明確になりません。
ぜひ自分の内面やスキル、資格、職場でのポジションを棚卸しして”現在地”を明確にしましょう。
また、”発生型目標”と”設定型目標”という言葉があります。
クリアしなきゃまずい課題と、「将来こうなりたい」というビジョンって感じです。
現在の発生型目標は何かが明確になれば、課題を解決するための方法を考えるはず。
課題解決も一つのゴール設定となります。
設定型目標は将来のゴール設定となり、より具体的なほど達成の道筋が見えやすくなるでしょう。
自分自身の現状、職場の現状を把握することで様々なゴール設定が可能になるのです。
”具体的なゴール”と”目指すべき状態”を決める
具体的なゴールとは次のようなものです。
数値で表せる、計測できるような具体的な目標ですね。
一方、”目指すべき状態”とは次のようなものです。
”具体的なゴール”が決まれば、達成のための”目指すべき目標”が決まるでしょう。
”SMARTの法則”を活用
SMARTの法則?なんか難しそうなビジネスの法則なんでしょ。
1つ1つを分解して考えれば誰でも使える法則ですよ。
”SMART”とは「Specific:具体的に」「Measurable:測定可能な」「Achievable:達成可能な」「Relevant:経営目標に関連」「Timeーbound:期限を設ける」の頭文字をとった言葉です。
詳しく説明すると次のようになります。
Specific:具体的に | What(何を)、When(いつまでに)、Where(どこで)、Why(なぜ)を意識してゴール設定。 |
Measurable:測定可能な | ゴールを数値化することで、達成が明確に分かる。チーム内での共有や経過観察がしやすくなる。 |
Achievable:達成可能な | 実現が難しい目標はモチベーションを下げる原因に。達成してきたものより少し高いゴール設定を。 |
Relevant:経営目標に関連 | 自分のゴールが会社の経営目標にどう 貢献するのか考える。 |
Timeーbound:期限を設ける | 期限を決めると、細かいスケジューリングが可能に。効率化やモチベーションアップにも繋がる。 |
これまで説明してきた内容をまとめたような法則でもあります。
ゴール設定をしたいけど、何から考えたらいいかわからない人は”SMARTの法則”に当てはめることで考えやすくなるでしょう。
必要な部分は同僚や上司に相談
同僚や上司に仕事の相談をしている中でゴール設定のヒントが見つかることもあります。
現状や目指す方向を話し合ったり、わからないことを相談したりすることで、今ある課題や方向性が見えやすくなるでしょう。
やっぱり会社のことは会社の人と確認し合うのが一番ですね。
コミュニケーションを円滑にとるためには、普段の挨拶や感謝、雑談なんかも大事にしたいもの。
それも仕事のゴール設定をする上での大切な”目指すべき状態”とも言えます。
自分自身でビジョンや役割を考えながらも、同僚や上司の考えも取り入れて、より視野の広いゴール設定を目指しましょう。
全く違う価値観の人と関わる
価値観は人それぞれ。
自分と似ている価値観の人もいれば、全く違う人もいます。
自分の価値観の中だけではゴール設定の視野も狭くなりがちです。
1人だと価値観はどうしても偏ってしまいますからね。
価値観の全く違う人と接することで、新たな発想が得られるかもしれません。
たとえば、
といったことで、自分とは違った価値観に触れられます。
色んな側面を踏まえたゴール設定ができるよう、違う価値観にも意識して触れてみましょう。
正しいゴール設定で仕事をより充実させよう
今回は、
といった方に向けて、仕事のゴール設定の仕方について解説しました。
記事のポイントは次の通りです。
仕事において大小様々なゴール設定をすることは、モチベーションや効率、成果のアップに繋がります。
仕事と人生は密接に関係するもの。
ぜひ記事を参考に、仕事を充実させ、自分の望むような人生にしていきましょう。
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