つい細かいことにこだわりすぎて、仕事がしんどくなる…
些細な失敗、少しの指摘でもすごく落ち込んじゃう…
完璧主義的な傾向がある人は仕事で苦労する面も多いですよね。
完璧主義は質の高い結果を残しやすい反面、自分で自分を追い込みやすい傾向があります。
仕事で苦労する場面も多いのではないでしょうか。
今回は、
といった方に向けて記事を書きました。
完璧主義は仕事で苦しくなりやすい反面、うまく活かすと高い能力を発揮します。
完璧主義で悩んでいる方は、仕事の質を高める、能力を発揮できる環境を見つけるためにぜひ記事を参考にしてくださいね。
記事のポイントは次の通りです。
それではポイントについて詳しく見ていきましょう。
そもそも完璧主義とは?
「完璧主義」という言葉は聞いたことがある人も多いでしょう。
僕も「あごらは完璧主義だよなぁ」って何度言われたことか(汗)
「何でも完璧を目指す」「100%じゃないと気が済まない」といったイメージのある完璧主義ですが、実は細かくわけると色んな種類があります。
さらに言うと、完璧主義の中にも”良い””悪い”があるのです。
自分がどんな種類の完璧主義なのか、”良い”のか”悪い”のかを自覚するだけでも対処法は見えるもの。
ここでは完璧主義の種類と、どんな完璧主義が”良い””悪い”なのかを解説します。
完璧主義にも種類がある
完璧主義と一言で言っても実は次の種類に分けられるのです。
それぞれ同じ完璧主義でも傾向が異なります。
自分がどの完璧主義に近いのか考えながら読んでみてください。
自己中心的な完璧主義
多くの人がイメージする完璧主義に近いパターンかもしれません。
要は「100点じゃないと納得できないタイプ」の完璧主義者です。
高い目標に向かって努力できるため、”質の高い仕事”が本人にとっての”水準”になっていることが多いでしょう。
ただ、思ったような結果が出ないと酷く落ち込む、引きずりやすい、努力のしすぎて燃え尽きるといったデメリットもあります。
恐らく僕はこれに近いんじゃないかと思います。
社会規範的な完璧主義
「人の目が気になって手を抜けない」「どう思われるか怖いから頑張る」といった人が「社会規範的な完璧主義」に当てはまります。
自分の中に高い基準があるというより、外部から課された仕事はミスなくこなさなければならないといった感覚です。
自己中心的な完璧主義と同じく、ミスが少なく質の高い仕事ができるメリットもあります。
ただ、「失敗したら評価が下がるかも」と常にプレッシャーにさらされ、ストレスを感じながら仕事をするといった辛さもあるでしょう。
確かに人の目も怖いですよね。自己中心と社会規範がミックスされてるかも。
他者志向の完璧主義
自分にも完璧主義な面をもちつつ、それを他者にも求めすぎてしまうタイプ。
自分の水準が”当たり前”と思い、そこに達しない人に怒りや敵意を感じてしまいます。
周囲の水準を引き上げる役割をうまく担えるとメリットになりますが、温度差などによって人間関係がうまくいかなくなるデメリットも。
う~ん、僕はこれはあんまりないかなぁ?
健全な完璧主義と不健全な完璧主義
完璧主義にはいくつかのパターンがあることをお伝えしてきましたが、さらに完璧主義は”健全”と”不健全”に分けられます。
文字通り、健全な完璧主義は生きやすく、不健全な完璧主義は生きづらさに繋がるのです。
健全な完璧主義とは
健全な完璧主義の特徴は次の通りです。
”自分が”よりよい方向にいくために完璧を目指すタイプと言えます。
もちろん失敗して落ち込みますが、改善まで目が向くのが特徴ですね。
不健全な完璧主義とは
不健全な完璧主義の特徴は次のようなものです。
総じてネガティブな感情や状況に陥る傾向にあります。
あ、ほぼうつになる前の僕ですね(汗)
健全な完璧主義の活かし方については、こちらの書籍にまとめられています。
完璧主義で苦しんでいる方にはおすすめの一冊です。
仕事における完璧主義のメリットとデメリット
ここでは仕事における完璧主義のメリットとデメリットを解説します。
「完璧主義を治したい」と悩んでいる方も、メリットに目を向けると心に余裕ができるかもしれません。
また、意識してデメリットを避けることで、苦しくなる場面を減らすことも可能です。
仕事における完璧主義のメリット
「完璧主義」はネガティブなイメージの中で遣われることもありますが、仕事をするうえでメリットもあります。
物事には必ず二面性がありますからね。
仕事における完璧主義のメリットは次の通りです。
完璧主義のいいところは「決まり沿って仕事ができる」「知識やスキルを高め、質の高い仕事ができる」といったことです。
仕事の質が高いことや責任をもって最後まで取り組もうとする姿勢は、周囲からの信頼にも繋がるでしょう。
自分に当てはまる強みがないかチェックしてみてくださいね。
仕事における完璧主義のデメリット
一方で完璧主義がネガティブな方向にはたらくこともあります。
仕事における完璧主義のデメリットは次の通り。
最終的には自分がストレスを抱え込み、体調に不調をきたすことも。
デメリットを避け、良い面を活かす意識が大切です。
デメリットすべてが過去の僕に当てはまります(汗)
仕事で完璧主義を活かす方法8つ
完璧主義とは何か、そのメリットやデメリットについて解説してきました。
良い面を活かすにはどうしたらいいの?
良い面を活かす方法は8つ。意識できると格段に生きやすくなります。
ここでは仕事において完璧主義を活かす方法を8つご紹介します。
取り入れられそうなものから意識して、「健全な完璧主義」を目指しましょう。
解説する方法は次の通りです。
それでは詳しく見ていきましょう。
”できていない”より”できている”に目を向ける
周囲の人から「よかったよ!」と言われても「いや、でもあそこがダメだった」と、ついできていないことに注目しがちな完璧主義者。
できていないことに目を向けることは、改善にもつながるため決して悪いことではありません。
ただ、できていないことを見つけては自分の評価を下げるだけになっていないでしょうか?
はい、なってました。結局「ダメだった」になるんですよね。
完璧な仕事じゃなかったとしても、できている部分は必ずあります。
できたことは「よく頑張った」と自分をほめる材料に、できていないことは分析して改善のために活かしましょう。
できていないことに感情を入れすぎる必要はありません。
起こったことは仕方ない。結局改善していくしかないんですよね。
時間と期限で仕事に区切りをつける
完璧を目指すあまり、いつも残業したり、締切ギリギリになることはありませんか?
完璧主義な人は時間や期限よりも「完璧かどうか」が重要になっている場合が多いもの。
思い切って優先順位を入れ替えてみてください。
結構勇気のいることですが、変わるための一歩ですよ。
「時間・期限>完璧」にすることで、無理して頑張りすぎることを防げます。
例えば、
といったことでミスの有無よりも、限られた時間でとりあえず終わらせるという意識が生まれます。
時間と体力は有限です。
ぜひ、時間や期限で区切って「とりあえず終わらせる」を実践してみてください。
ちなみに僕は「ポモドーロ・トラッカー」という方法を使っています。
ポモドーロ・トラッカーについて詳しく解説されているおすすめの書籍を紹介しておきます。
目標設定を見直す
理想的な目標をもつことで、できる成長もあります。
ただ、毎回高い目標に挑み続けるのはしんどいものです。
しかも達成が難しい目標は、結果的に自分を責める材料にもなりかねません。
90点でも残り10点で自分を責める、理想にいつまでも届かなくて疲弊するなんてことがありました。
大事なのは毎回完璧に仕上げることより、失敗しながらも確実に進めていくこと。
燃え尽きて続けられなければ成果も成長もありません。
達成可能な目標を立てる、前回+α程度の質を目指すのです。
潰れてさらに自信を失った過去があります。ぼちぼち続けるも大事ですよ。
失敗は完璧主義を見直すチャンス
完璧主義な人は少しの失敗や指摘でも感情を大きく揺さぶられます。
わかります。異様に落ち込むし、引きずるんですよね。
完璧主義が原因で生きづらさを感じている人も少なくないでしょう。
落ち込む気持ちもわかります。
ただ、落ち込んで苦しいときこそ問いを大事にしましょう。
自分の感情や認知のしかたに目を向けて、「なぜ?」と問い続けましょう。
落ち込んで終わらない、その先の思考に完璧主義を緩めるヒントがあるはずです。
完璧主義の裏側を感じる
どうして自分は完璧主義な傾向にあるんだろう?
完璧主義の背景を自分なりに推察することは大切です。
人の認知のしかたや行動の裏にはかならず理由があります。
いくつか当てはまる気がする…
苦しさも原因がわかるだけで心に余裕ができるもの。
過去を振り返って原因を推察してみるのもおすすめです。
自分1人で考えるのが難しい場合は、カウンセリングなどを利用するのもいいでしょう。
僕もカウンセリングサービスを開いています。
一緒に背景にあるものを整理していきましょう。
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完璧じゃない自分を認める
子どもの頃のテストでは100点をとれるかもしれません。
100点は完璧ってわかりやすいですよね。
ただ、大人になると点数で表されることは少なく、「完璧にできた」と思えることは少なくなっていきます。
それでも完璧じゃないと不安を感じてしまう完璧主義者。
おそらく苦しい場面が増えていくことでしょう。
完璧じゃない自分を認めるってかなり勇気のいることですよね。
でも前述したとおり、完璧じゃなくても”できている部分”は必ずあります。
ミスをした、思い通りにいかにときも「精一杯やったよね」と自分を認めてあげましょう。
僕はミスは流して、自分を認めるような言葉を意識してます。
完璧な人間は逆に魅力が感じられないこともあります。
ミスをして悔しがり、落ち込む。
そんなあなたが逆に魅力的かもしれませんよ。
他人の行動に目を向けすぎない
完璧主義な人はつい他人にも完璧を求めがち。
期待通りに動いてくれない相手に対してストレスを溜めることになります。
健全な完璧主義を目指すために大事なのは、
自分は自分、人は人
です。
人に期待しすぎたり、変えようとするとかえって苦しくなるんですよね。
他人に期待しているうちは、「まだまだ不健全な完璧主義かも」と自覚することが大切。
他人は簡単に期待通りには動かないのが当然で、何かを強いるべきではありません。
自分がやるべきことに時間とエネルギーを集中させましょう。
目の前のことに集中するあなたを見て、周りが変わるかもしれませんよ。
感情とその背景に気付く
感情は意思とは関係なく自然に湧くもの。
ミスをして落ち込む、きちんとやらない人に対して怒りがわく。
瞬間的にネガティブな感情に飲まれることも少なくないでしょう。
僕もきちんとやらない人に対して怒りを感じがちなタイプです。
ただ、感情に飲まれて「自分が正しいのに」「自分はダメだ」という認知に繋げてしまうのがいいとは言えません。
悲しみや怒りなどネガティブな感情は苦しいものです。
「なぜ今の感情がわいたのか?」を自覚できるだけでも、苦しさや認知の歪みがやわらぎます。
感情に対して「なぜ?」という問いで深掘りする方法がおすすめです。
たとえば、
といった具合に「なぜ?」を繰り返すことで、自分の物事に対する捉え方が見えてきます。
認知の傾向がわかると、偏ってる部分を修正する方法も考えられます。
内面はすぐに変わりませんが、完璧主義で苦しい思いをしている方には、まずは感情の背景にあるものを自覚することがおすすめです。
完璧主義な人に向いている仕事は?
仕事における完璧主義のメリットやデメリット、活かし方について解説してきました。
完璧主義な自分に向いている仕事ってあるのかな?
何の仕事でも同じく生きづらくなるのかな…
僕は教師から今は農業&ライター、働きやすさが格段に上がりました。
といった方に向けて、完璧主義な人に向いている仕事を具体的に解説します。
自分に合った仕事や環境を選ぶことで、働きやすさが格段に上がるでしょう。
正確さが求められる仕事
正確さが求められる仕事として、
といったものが挙げられます。
お金や人の健康に関わるような仕事ですが、完璧主義の人はミスや不具合に気付きやすいため、向いているでしょう。
ただ、「ミスをしたら大変なことになる」という不健全な完璧主義の人にとってはプレッシャーを感じすぎてしまう可能性があります。
「ミスをしたら次どうするか」に切り替える意識は必要です。
同じ作業を淡々とこなす仕事
同じ作業を淡々とこなす仕事には次のようなものがあります。
ちなみに僕は農業で同じ作業を繰り返すことが多いですが、精神的にすごく楽です。
同じ作業の繰り返しは飽きてしまう人もいる反面、完璧主義な人はひとつひとつを丁寧に行い、より効率や質を高める方法を考えながら仕事ができます。
ただ、集中しすぎる傾向もあるため、休憩も忘れずに。
1人で黙々と取り組む仕事
1人で黙々と取り組む仕事の例としては、
とったものがあげられます。
WEBライターとしてもお仕事をしていますが、自宅で1人が一番集中できます。
企業でも1人で黙々とこなせる仕事があるほか、個人で仕事を始めるという方法もあります。
とことん突き詰める完璧主義な人にとっては成果が出やすいでしょう。
ただ、休憩も自分でしっかり管理する必要があります。
専門性の高い仕事
専門性の高い仕事として、
などがあります。
専門性の高い仕事に就くには、前提となる知識や資格を得る必要があります。
完璧主義傾向にある人は、スキルを磨く努力ができることが多く、資格取得やその後の業務遂行もこなせる可能性が人一倍高いでしょう。
転職するならエージェントへの相談が最適
完璧主義な人におすすめの仕事について具体的に解説してきました。
といった方は転職も積極的に視野にいれましょう。
転職の際は「転職エージェント」を活用するのがおすすめです。
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